OUR WORKS.
TAILOR HATANO
お仕立てについて
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サンプル

スタイル:
セミ・ハンドメイド

生  地:
BOWER ROEBUCK(Made In England)ブルー

久しぶりに自分用のジャケットを作って見ました。
生地はスーパー120'sにカシミア&シルク混紡の為非常に柔らかくて光沢があります。布地の表面には鱗のような織り柄が入って見る角度により色の深さや艶の具合が変わっており、それが気に入ってこの生地に決めました。
今回は試作で新しいマシーンメードの縫製工場を使った為に、当店のパターンでは無く、試しにその工場のパターン(デザインを含む)を使用しました。デザイン的にはハイゴージに高めのポケットでシェイプの効いたウエストラインが出ていますが、袖の付け根のアームホールが深すぎる為に腕の動きが悪く、当店で補正しましたが、これはマシーンメードの縫製工場の慢性的な問題かもしれません。やはりパターンはこれから(つまりお客様の服)は当店で今迄のように作ろうと思います。
あと襟の吸い付き具合や肩周りのフィット性は良く出来ています。



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仮縫い後には一度服をばらして補正と言う作業に入ります。
当店では補正の作業は仮縫い時に微調整した正しい位置に線を引き直して縫製工場に指示する形をとりますが、これを寸法の数字で指示する方法もあります。
数字で指示する場合はオーダーシートに書き込む手法をとりますが、これでは寸法を書いた所意外の曲線や連結部分の正確性を指示出来ませんので、生地に直接線で書き込む方が正確に仕上がって来るようです。
やはり元々手縫いの時代、テーラーはこの手法をいましたが、効率的な工場縫製が出現すると合理的なオーダーシートに書き込む方法も出来てきました。しかし物理的に目で見て、服のパーツ一つ一つの形が分かる方が縫製する人には直接的に伝え易く、曖昧な部分が有りません。
我々テーラーも伝統的な良い所と合理的で新しい技術を巧みに組み合わせる考えが必要と考えております、まさしく温故知新ですね。




※このお仕立てについては「セミ・ハンドメイド」のページをご覧ください。

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